私が参考にした本では輸入転売で自由な時間を得るためにはメーカーと独占契約を結び、
自分だけに売ってくれるような状態を作ることが最終目標となっていました。
ですが商社マンでもない、まして転売初心者がいきなりそんなことできるわけがありません。
しかも相手は海外の企業の人間です。
なのでまずは価格差のある商品を、月にどれくらい売れているか、ライバルの数はどれくらいかを把握して必要個数を輸入し、その都度納品する単純転売を行うことにしました。
価格差のある商品というのは実は結構見つかります。
ですが輸入にかかる費用、税金、納品の手間を差し引くととてもじゃないですが労力に見合うような商品というものは見つかりません。
僕は輸入に関して1番煩わしかったのは輸送に関してでした。
アメリカのamazonから日本に直接輸入できるものは大体日本でも手に入れられるくらい流通しているものなのでそもそも価格差のない商品が多いです。
なので輸入代行をしてくれる施設、私はMYUSという会社を利用していました。
多分輸入転売している人ならほぼ全員お世話になっていると思います。
MYUSにある自分の住所に商品を輸送してもらいそこから日本に発送してもらう、というのがアメリカからの主な輸入手段になります。
MYUSではアメリカン・エキスプレス・カード(アメックスカード)を支払い手段にすれば20~30%割引になるのですぐにカード作成しました。
ここで発送にかかる費用が割引になっていると、「あ、これならいけるな」と思ってしまいます。
というか輸入にかかる費用は結構大きく、この割引を使わずに利益を上げることなど絶対に無理ではないかと思います。
クレジットカードも審査等あるのですぐには作成できませんが、作成される間はずっと商品リサーチしながら、amazonのカートに商品を積んでいました。
単純転売は毎日のようにリサーチを続け、その都度価格差のある商品を仕入れ、売る方法ですから作業をストップさせてはいけません。
作業とは主にリサーチ、輸入、納品、価格調整です。
独占契約を結ぶことができれば、輸入、納品作業だけで済むうえにこの作業を外注すれば自分でやることは価格調整程度になります。
ですが単純転売ではそもそも手を止めることができないので楽できる日はおそらくやってきません。
私も運よく単純転売でいくらか利益は上げたことはあります。ですがこの作業を延々と続けることは、たとえ月収100万あったとしても私には無理といえるほど単調でつまらないものでした。