いざ輸入商品がまさに我が家に到着する。受け取るときも本当に大変でした。
まず私は一人暮らしで、かつほとんど仕事で家にいないので受取人がいません。
宅配ボックスはあるのですが輸入品はまとめて仕入れるので容積が大きく、
私のマンションの宅配ボックスには入りきりません。
そもそも国際郵便は宅配ボックス不可だったのか、「これなら宅配ボックスに入ったんじゃないか?」という商品も直接受け取らなければなりませんでした。
基本的に日曜日くらいしか家にいないので受け取る日はその日しかないのですが、週に1日の完全な休みを受け取り、開封にすべて費やすのでストレスが半端ではありません。
たまたま24時間空いている大きい郵便局に直接受け取りに行けるのですが、それは気力があるときだけでした。
しかも24時間空いている郵便局など田舎ではないのではないでしょうか?確実な受け取りができない私のような人間であれば受取のために1日をつぶすしかなく、身内に受け取るのであれば輸入転売を行うことの理解をしてもらう必要があります(大量の荷物が届くため)。
そしてなにより、荷物が重い。これは本当に堪えました。段ボール箱の四辺はつぶれているし開封したときに包装が煩雑で商品の箱もつぶれていた時はもう何もやる気が起きませんでした。
それでも気力を振り絞り納品作業を行い、amazonに発送するのですが何日かした後に、傷があるので納品できませんので返却するとメールが来たときは心が折れました。
モチベーションがあるときは「最初だからこんなこともある。いつか笑い話になる。」と自分を偽るように励ましていましたがリサーチでも思うような商品はなかなか見つからず希望はありませんでした。
いくら理論的に失敗はないビジネスであっても、リサーチ、輸入、納品までの工程がいつもスムーズにいくなんてことはあり得ません。実際のお店がやっていることを一人でやっているのだから当然なのですが、本当に世の中のお店は大変な作業をやっているのだと実感しました。
うまくいかない人は作業量が足りない、うまくいっている人はそもそもの作業量が違うとはよく言うものですが、私は本業以外の時間とお金はすべて転売に捧げましたし、これ以上作業量を増やす必要があるのならそもそも副業でやるなんて無理ではないか?と感じています。
本業をやめて転売にすべてを捧げる覚悟はあるか?と言われれば私にはありませんでした。
転売を甘く見ていました。